こんにちは。上尾市の歯医者 とも歯科矯正歯科クリニック院長の中川です。
12月ももう後半に入り、どことなく気持ちが年末に向けウキウキする時期になってきました。
私はこの時期が一年で一番大好きです!!
さて、今回も患者さまからの質問にお答えしていこうと思います。
今回は40代男性の患者さまからの質問です。
『やっと治療も終わって嬉しいんだけど、定期検診はどれくらいのペースでくればいいのかな?』
というものです。
まずは、虫歯の治療お疲れ様でした!最後までよくがんばりましたね^^
はい、定期検診については3ヶ月から半年をめどにご来院くださいとお願いしております。
定期的な歯科検診は、歯のトラブルを感じていない時にお口の中を確認するために、健康診断のように受けていただくものです。
検診を受けるご本人としてはトラブルがない状態と考えていても、隠れた問題点を発見することもできます。
主に定期検診では次のことを行います。
①虫歯や歯周病のチェック
②歯石や着色のクリーニング
③歯磨きやセルフケアのアドバイス
一般的には3ヶ月に一度くらいお口の中を拝見させていただければ十分かと思います。
ただこれはあくまでも目安となる頻度で、お口の中の清掃状況等により頻度を多くしたり、伸ばしたりすることが多いです。
上手に歯磨きができている方でも、過去に虫歯治療をしていて詰め物や被せ物が入っている方は、詰め物と歯の境目に汚れがたまりやすく虫歯になりやすい状況になります。
ただ詰め物や被せ物の中や、歯と歯の間、歯茎の中などは目では見えませんので、レントゲンを撮るのですが、レントゲンも毎回毎回撮っていては体にもよくないですので、1、2年に一回くらいはレントゲンを撮ってみたほうがいいかもしれません。
なぜ3ヶ月くらいが目安になるのでしょうか。
確かに1回歯科医院でメンテナンスをすると、虫歯菌や歯周病菌、歯石は激減します。
しかし全ての菌がなくなるわけではありません。
また歯石がついたり、磨き残しが溜まってきてしまうのが3ヶ月くらいと言われているからです。
また喫煙されている方は、虫歯になるリスクが非喫煙者の2−3倍にあるという調査結果があるほど虫歯になるリスクが高いといわれています。
タバコに含まれるヤニは油成分のため粘着性があります。ベタベタしているので歯にくっつきやすく、そこに食べかすや磨き残しなどがくっついて付着し、歯石になったりします。
喫煙時は唾液の出る量も少なくなり細菌が活性化してしまいます。
タバコの煙には一酸化炭素が含まれていて、全身の組織への酸素供給を妨げる原因にもなります。
喫煙をされている方は虫歯や歯周病になりやすい環境であはあるので、やはりこまめに定期検診をさせていただき、歯石を除去していくことが大切かと思います。
この記事を書いたのは
とも歯科矯正歯科クリニック院長 中川智彦
日本大学歯学部卒業
インビザラインドクター
インビザラインプラチナプロバイダー
シュアスマイルドクター
メイクアライン所属
アライナー矯正CIAO所属
マウスピース矯正スタディーグループDNEX所属
クリンチェックマラソンコース
SAO第1期メンバー
デジタルアライナーオルソドンティクス2020コース
床矯正研究会所属
アストラテックインプラントシムプラントコース
POIインプラントコース取得